FXと自動取引ツールについて
こちらではFXとFXを自動で取引するツールについての説明を行います。
目次
１．FXとは
２．FX自動取引ツールとは
３．FX自動取引ツールの動き
1.FXとは
FX＝「Foreign Exchange」の略称です。元々は「外国為替取引」の意味ですが、最近では、「外国為替証拠金取引」を指し示すものとして一般的な言葉になっています。「外国為替取引」と「外国為替証拠金取引」の違いは、外国為替取引を“証拠金”で行うかどうかという点です。では、まず「外国為替取引」とはどういうものなのかをお話しします。
海外旅行に出かける場合、まず円をその相手国の通貨に両替する必要があります。例えば、アメリカに行くとしましょう。日本の銀行で円をドルに両替します。この円とドルを両替する行為を「外国為替取引」といいます。
実際に銀行に出かけて円とドルを両替してみましょう。現在の為替レートは、「1ドル＝100円」と仮定しておきます。10,000ドル必要だとすると、「100円×10,000ドル」で100万円が必要になります。※手数料は考慮していません。
つまり100万円を10,000ドルに両替する行為は、100万円で10,000ドルを買うことと同じ行為であるといえます。通貨の両替では、その対象も対価も“お金”である為、紛らわしく感じるかもしれませんが、実は、物品の売買と変わらないのです。FXも基本はこの“通貨の売買”です。
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FX（外国為替証拠金取引）とは、外国為替取引を「証拠金」で行う取引です。「証拠金」は、取引を行う際に相手方に預け入れる「担保金」のようなものです。FXは、将来必ず決済（反対売買）することが約束された「差金決済」という決済方法を採用した取引です。そのため、総取引額の現金（キャッシュ）の受渡しは必要とされず、売買の損益の受渡しのみで取引が完結します。
例えば、ドル/円が1ドル＝100円のときに10,000ドルの取引をするとしましょう。本来であれば100円×10,000ドル＝100万円がなければ10,000ドルを手に入れることはできません。
しかし、FXは上述のとおり差金決済を採用した証拠金取引ですので、総取引額（100万円）の数パーセントの証拠金を預け入れるだけで、10,000ドル分の取引を行うことができるのです。
もし、5万円の損失が発生すれば、預けている証拠金から差し引かれます。逆に5万円の利益が出た場合は預けている証拠金に加算されます。
証拠金で取引が出来るFXは、資金効率がよいため、レバレッジの効いた取引であると表現されることがあります。よく耳にする「レバレッジ○倍」というのは、「証拠金に対して総取引額が何倍か」を指しています。
外国為替取引の特徴のひとつに、取引を行う場所または建物を特定するいわゆる「取引所」が存在しない（一部の限定的な取引を除き）という点があります。
外国為替取引は電話やインターネットを介して、「買いたい人」と「売りたい人」それぞれが個々に取引を成立させる方法が主流になっていて、このような取引形態を「相対取引」といいます。
同時刻、同通貨ペアの取引であっても、その成立価格は個々の取引によって違っています。
そのため、為替レートは取引会社によって異なることがあります。
また、電話やインターネットを介して全世界がひとつのマーケットを形成しているため、どこかの国または地域で取引をしている限り、いつでも取引に参加することが可能です。したがって、外国為替は土曜日、日曜日と1月1日以外の日は基本的に常に取引が継続されており、それに準じて、FXも24時間取引ができます。ご自身のライフスタイルに取り入れて、取引することが可能なのです。
※メンテナンス時間は取引ができませんのでご注意ください。
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FX取引の最大の収益チャンスは、価格変動による為替差益を狙う取引です。通貨の売買であるからには、「安く買う」と「高く売る」がポイントです。これは株式投資などとその基本は同質のものです。
例えば、「これからドルは値上がりする」と見込んで、1ドル＝100円の時に10,000ドル買うとします。その後、見込みどおり値上がりし、1ドル＝105円になったので、売る（決済する）としましょう。すると…
（105円－100円）×10,000ドル＝5万円
5円値上がりしたことで、差し引き5万円分の為替差益を得ることができました。
では、反対に「ドルはこれから値下がりする」と考えられるときはどうでしょうか。
FXは、将来の値下がりを狙って売りからでも取引を始めることができます。1ドル＝105円の時に売って、見込みどおり値下がりし、1ドル＝100円のときに買い戻すと、買いから始めて売り決済を行ったときと同様、5円の値下がりで10,000ドルあたり5万円の為替差益を得ることができます。
売りからでも買いからでも、
（売ったときの価格～買ったときの価格）×取引量
で損益を計算できます。
※手数料等は考慮していません。
2.FX自動取引ツールとは
その名の通り、上記を自動で行ってくれるツールです。
市場が休みの日を除き24時間ずっと動き続けてくれます。
GloBal FXの自動取引ツールは「※MT4」というプラットフォームで稼働することが出来ます。
※MT4「MetaTrader4（メタトレーダー4）」とは
MT4は、ロシアのMetaQuotes社が開発した世界的にもっともメジャーなFX取引プラットフォームです。
無数のテクニカル指標を同時に表示させたり、世界中の開発者が作ったオリジナルのテクニカル指標や自動取引ツール（EA）等をインストールして使うことができます。
とても高性能な取引プラットフォームで、テクニカル分析を重視する世界中の中上級者から圧倒的な支持を得ている取引プラットフォームです。
また国内FX取引所でも採用しているところや、高性能でメジャーなインターフェースを再現（真似）した独自のプラットフォームを開発しているところもあります。
国内取引所は基本的には初心者にもわかりやすいプラットフォームを採用していますが、今後国内のFX参加者が増えた場合、おのずとMT4が基軸となると思います。
FX自動取引ツールのことをEA（Expert Advisorエキスパートアドバイザー）と言いますが、これはMetaQuotes社が開発したMT4で動作する、MQL4言語を用いてプログラミングされた自動ツールの総称です。
MT4で稼働する自動取引ツール＝EAですが、投資家が自分の手法を落とし込み、決まったルールに従って取引をさせることで利益をあげると共にチャートを見ている時間を大幅に減らすことが
出来るという、とても優れたシステムとして世界的に普及しています。
3.FX自動取引ツールの動き
例として弊社ツール「BACKLASH」の2019年7月18日の取引画像を参考に説明します。
「MetaTrader 4(MT4)」(iPhone版)のアプリで見ていきます。パソコン版もあ りますがポジション・利益の確認程度であればスマホ版のMT4の方が便利です。
画像左が利益確定分、画像右が取引中のものです。
画像左の③を見ると、107.917→107.985とあります。これは107.917円のときに買って107.985円の時に売ったので0.068円の儲けとなります。
ただし青文字の「buy 0.24」＝24,000円で購入しているので24,000×0.068＝利益は1,632円となります。
画像左の①～④は取引の一連の流れです。これらを合計して毎回プラスの利益を出します。①～④合計で4,512円の利益。それ以外も含めてこの日は9,742円の利益でした。
続いて画像右の⑦は現在取引しているポジションの画面です。107.814円で買いましたが、107.813円と少しマイナスになっています。しかし、この場合「BACKLASH」は①～④のように少しずつ買い足しながら最後にプラスで利益確定する機能が備わっています。
これらはすべて自動で行われるため基本的には何もする必要はありません。
慣れている方はご自身で決済したり、あるいは追加で取引したりすることで追加の利益を狙う人もいます。
⑥について自動売買スタートが100万円の残高なので、すでに40万円ほど利益が出ています。
利益はもちろん、投入資金も全てご自身のタイミングで出金可能です。
基本的には、この画像の状態からどのように利益になっていくのか、ご自身でなさるのが一番理解が出来ると思います。
まずはお試しで購入通貨は低めに設定し、慣れたら推奨の設定にするなどしてみてください。
GloBal FXの取り扱いEAについては各ページをご覧ください。
FX自動ツールの受け取り方法
下記の「EA設定マニュアル申請書」を記入後、マニュアルをお受け取り下さい。
